恐らくは「賛否両論」に分かれてしまう『UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD』唯一の「ミュージカル・ショー」なアトラクションであります…。

「ミュージカル」、「80年代ロック」、そして「『マーヴェル・コミックス』社のキャラクターのファン」の方には大変楽しめる内容ではありますが、2002年に映画会社『ソニー・ピクチャーズ コロンビア・トライスター』により制作され、監督サム・ライミ、主演トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコにより制作され、大ヒットを記録した映画『スパイダーマン』のファンにとっては、あまり嬉しい内容ではないかもしれません…。

というのも、こちらの『スパイダーマン』は↑にもある『マーヴェル・コミックス』社による「漫画」を忠実すぎる程にベースにしている為、このアトラクションに登場し、映画『スパイダーマン』でもスパイダーマンの宿敵を演じた「グリーン・ゴブリン」も登場するものの、衣装等(この衣装はないよねぇ〜?)は映画とは全く違います。

…のはずなのに、ステージ上で演じられる「ストーリー」は映画版に似ていたりと、かなりゴチャ混ぜになっているのもこのアトラクションの人気を二分してしまう原因かもしれません。

そもそもこのアトラクションが「何をし、何を見せたいのか?」が良く分からないのであります。一体誰が『スパイダーマン』と「80年代ロック」を合わせたショーを作ろうとしたのか、かなり気になるトコロでもあります。

ステージ上では「主人公ピーター・パーカーが如何にしてスパイダーマンになってしまったのか?」 、「ピーター・パーカーとメリー・ジェーンの恋の行方」、「スパイダーマンVSグリーン・ゴブリン」を「ライブアクション」と共に観る事が出来ますが、それらの随所において、突然主演者全員が「80年代ロック」に合わせて歌と踊りを披露します。

これらの「80年代ロック」はクイーンの名曲『ROCK YOU』を始めとし、まるで「ライブ」のような迫力のある大音響で楽しむ事が出来るのは間違いありませんが、主演の女性がBonnie Tylerの名曲『Holding Out For A Hero』歌う中で、ピーター・パーカー役の男性が演技を続けていたりと、多少観ている人間には掴み難く、中ダルミを感じさせてしまうような場面も…。

確かに仕掛け花火や、スパイダーマンやグリーン・ゴブリンがステージから観客席上を飛んで行く舞台装置等、楽しめる要素もたくさんあります。

もしも「他のアトラクションの待ち時間が長すぎる…」や「全て観たけどコレが残ってるなぁ〜」というような状況の場合にはうってつけのアトラクションであります。

同じ「ショー」をベース」にしたアトラクションなら『ウォーターワールド』の方が遥かに「完成度」は高いです…。まぁ〜、家族揃って楽しめるのは間違いないのですが…。うぅ〜ん、書けば書くほど微妙になって来た…。

"Universal Studios Theme Parks" Official Site
『OVERLANDERS INC. in UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD』 HOME


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