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現在『JURASSIC
PARK ... THE RIDE』への入り口付近には、実際にシリーズ第2作『ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク』に登場した特別仕様車が展示され、その背後の茂みの中からは『ジュラシック・パーク3』に初登場し、前2作において観客を震え上がらせて来たT-レックス(ティラノザウルス)よりもはるかに巨大なスピノザウルスの頭部が覗き、訪れる観客を歓迎してくれます。
その最高の瞬間の最中、実はこの巨大な建物を支える支柱の1つに備え付けられたカメラが強烈なフラッシュと共に恐怖に怯えまくった乗客の写真を撮ってくれます。1度だけでは難しいかもしれませんが、遥か下方、ボート前方に迫り来る「着地地点」を目視するよりは目線をそれよりもかなり上げ、なるべく水平に垂直に顔を構えておくと、かなり「カメラ目線」に近い写真を撮ってもらう事が出来ます。他の乗客の方々が水の湛えられた前方を、大口を開けて叫びながら観続ける中、上手く行けば貴方だけは1人勇敢にもカメラを見つめているという写真が出来上がる事は間違いありません。 ボートが「スタート地点」であったボート乗り場に戻り、乗客がボートを降りると、数人の係員が番号の書かれた小さな紙片を渡してくれます。それには貴方が乗ったボートを撮影した写真の番号が書かれてあり、降り場に設けられた数台のモニターでそれらの写真の出来を確認する事が出来ます。モチロンそれを購入する事も出来ますので、写真の出来に満足した際にはお土産にドウゾ。 さてさて、映画には少々形を変えて『3』まで登場する事のなかった「『ボート』での『ジュラシック・パーク』巡り」がこのアトラクションに早々と登場したのでしょう? 実は「ボート」を利用しての「危機一髪」という「シーン」は、原作者であるマイケル・クライトンの小説の中では既に『1』の段階で描かれており、当初は映画制作側も「ボート・シーン」を作るつもりだった事が、このアトラクションの「メイキング」の中で語られています。それはかなり本格的な準備も始められており、映画の「プロダクション・デザイナー」等が仕事に入る前の段階に様々なアーティストによって描かれる「コンセプト・アート」(↑みたいなヤツです。)も数枚描かれる程でした。ところが、映画の「バランス」等も考えた場合、ボートでは映像化された場合の「迫力のある見せ方」に多少の疑問があった為、結局この「シーン」は『3』まで描かれなかったワケです。同じ理由で、主人公達の乗るヘリコプターと、翼竜プテラノドンとの迫力ある「シーン」も、1作目と3作目ではヘリコプターに乗った主人公達が眼にしたり、恐竜だけとなってしまった「サイトB」と呼ばれる島で生活を続ける恐竜達を観る事の出来た2作目の最後の「シーン」を覗いて、未だに描かれた事はありません。この事実と『UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD』内の様々なアトラクションとのバランスを考え、この「ボート・シーン」がこのアトラクションで初めて実現したのであります。 このアトラクションを楽しみ終わると、映画の主人公達さながら本当に『ジュラシック・パーク』での「サバイバル」に生き残った感を味わう事が出来ます。その感動が人々をこのアトラクションへと再び引き寄せ、いつまでも人気を博しているのは今更ココで書くまでもありませぬ。映画に負けないだけの「恐怖」と「感動」を貴方もぜひ御自分の眼と体でご体験下さいまし。 |
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